2018/08/28 10:18

加賀ゆびぬきをご存知ですか?


金沢地方で古くから作られている、お裁縫道具なんです。
紙の芯にバイアス布を巻き、さらに真綿(絹)を巻きつけて土台を作ります。

そこに絹糸で様々な模様をかがっていくと、美しいゆびぬきが完成します。

よく子供のころに学校で使う指ぬきは、金属でできていたり、皮みたいな感じだったりします。
小さなくぼみがたくさんあって、針のお尻をその穴に合わせないといけなくて、意外に使いづらいような・・・。

その点、加賀ゆびぬきは表面の穴がなく、どこにでも針を当てることができます。
そして、真綿で巻かれている土台が思いのほか丈夫で、針が突き抜けることはほとんどありません。

また、指に触れる部分は布なので、金属アレルギーの方でもお使いいただくことができます。

見た目にも美しいので、指ぬきとしてではなく、バッグチャームのようにして持ち歩く方もいらっしゃいます。
チェーンや紐を通してネックレスにしている知り合いもいます。

加賀ゆびぬきは、もともとは加賀友禅の縫い子さんたちが、余った絹糸を使って作っていたものが始まりだそうです。
絹糸でかがってある加賀ゆびぬきは、大切な友禅の生地を傷めることなく縫うことができるので、非常に実用的でもあるとのことです。

手作りの美しいゆびぬきで仕事をするというのも、素敵ですよね!

ちなみに、私は1つ作るのに7時間~8時間かかります。
細かい作業なので、そろそろ老眼かという年齢に差し掛かる私にとっては、夜には作りづらい商品です(笑)。

農作業や家事、アロマテラピー教室の合間を縫って作るので、現在、なかなか新作が出せずにいます。ごめんなさい。
時間に余裕ができたら必ず再開するので、気長にお待ちください。

最後に、当店で人気が高い色柄のゆびぬきをご紹介します。



平凡だけど、

お気に入りがあるって、ちょっとしあわせ。